2010 June

Paris

 
 
 
 
 
サンジェルマンの春も真っ盛り、毎週何かしらのオープニングや内覧会が続く。この季節はなかなか日が暮れないので、アンティキテクルーズ(?)はディナーの後に。この巨大な白熊さん・・・。どこにどうするんでしょう?「でもね、インテリアって圧倒的迫力がないと面白くないでしょう?」と友人のドクターE氏。圧倒的迫力ですか・・・。そういえばドクターの御宅のサロンには大きな虎が居ましたよね。小さなかわいらしいお花を並べたりしている私って、皆さんからどう見えてるんでしょうか!?

 

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マレ地区にあるデザイナー、アズディン・アライアのブティックに併設されているギャラリーに「World Press Photo」の展覧会を見に行く。会場の美しい建物もとても好きだけれど、デザイナーがこのような「社会を喚起するような」そんな展覧会を企画する事の意味を思う。世界中ではまだまだ戦争や、さまざまな悲しい事件が相次いでいる事を迫真の大きな写真は語っている。

 

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久しぶりにパレ・ド・トウキョーに行く。美術館のレストラン、というよりはもはやレストランとしての方が有名な「TOKYO EAT」。中のバーも「TOKYO BAR」。「TOKYO TOKYO」と連呼されて何だか不思議な気分。建築家、ラカトン&ヴァッサルの内装も面白い。

 

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サンジェルマンのJACOB通りは骨董品や趣味の良いインテリアのブティックなど、本当に静かで素敵な通り。そこから少しはいった小さな路地の奥にあるドラクロワのアトリエ。美術館としても珠玉の場所。でも何より、この中庭が好きでよく訪れる。こんなサンジェルマンの真ん中に、静かな森のようなお庭。ドラクロワの素描を見てはお庭でくつろぐ。

 

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左岸が「カレ・リヴゴウシュ」なら右岸は「デザイナーズ・ディ」が春を告げる催し?なぜか毎年雨・・・。そして今年も雨・・・。でも左岸のアンティークに比べ、右岸は「モダンなデザイ ンのモノ」。スペースも「絨毯までアンティーク!」と言うような濃い空間ではなく、大きなガレージを改装した天高の高いロフトだったりするので、左岸の 「まったり感」とは一味違って、何だか開放感がある・・・。左岸からなかなか出ない私には何だかTOKYOのような感じがする。

 

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建築家、クリスチャン・ド・ポルツァンパルクの設計による、新聞出版社「ル・モンド」の本社ビルを見る。今までなかなか見る機会がなく「こんなところにあったのね・・・」と一人今更のように感動する。いつものように色は「グリ・ヴェール」、つまりグリーン・グレー?いつか中を訪れてみたい。
 

 

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ポンピドーセンターに「TAKESHI KITANO」の映画特集を見に行く。満員立ち見の会場。映画が終わると同時に質問攻めにされる・・・。皆さん本当に「KITANO]が大好き!
 

 

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サンジェルマンに居ると、世界的なデザイナーもカフェでくつろいでいる事も多くて、しょっちゅうお見かけしている大御所マダムのソニア・リキエル。ソニアの直輸入のワンピースやバッグに憧れていた高校生の頃を思い出す。そんなソニアのデザイン画の展覧会。デザイン画も素晴らしいけれど、それに添えられているフレーズが素敵。
 

 

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ポンピドーセンターに「TADASHI KAWAMATA」の子供たちとのワークショップを見に行く。素材としてもどの国にもあり、今や常識(?)のエコ。各国で子供たちがダンボールでさまざまなものを作るビデオをバックに、フランスの子供たちもみよう見真似で挑戦している。アートはこんな身近なところから学ぶことがとても大切と、かねてから思っているので、とても共感して長い間見ている・・・。
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